私事ですが、8月の半ばに出産しました。しかし退院早々、9月、10月のガラ紡製品の納品(=忙しさのピーク)と、慣れない赤子のお世話、それに加え遅れていた来シーズンの企画。。。と、それはもう人生の中でも3本の指に入るぐらいの、めまぐるしくハードな日々を送りました。一瞬で終わった夏。風のごとく通り過ぎる秋。そして気づけばもうすぐ12月。もう冬です。一年は本当に早い。
そんな合間を縫って、12月に花嫁になる友人のヘッドドレスを作りました。仕事のものづくりとはまた違った作業は気分転換にもなるし、ドレスを着た時の事を想像しながら手を動かすのは何とも楽しい。お陰でパンク寸前だった頭もリセット出来ました。行き詰まっている時にこそ、思い切って違う事に目を向けてリフレッシュするのも大切だと実感。
お花は全てアメリカのビンテージやデッドストックの造花です。外出がまだ出来ない為、何か使える素材は無いものかとネットサーフィンしているうちに発見したのですが、今やこういったものが簡単に画面上で購入出来る時代になりました。海外からの買い物も、いとも簡単に出来ます。ネットは問題もあったりするけど、やっぱりこういう時には便利さを感じずにはいられません。
さて、先日、インドから興味深い写真が届きました。次の展示会に向けてオーダー中の生地サンプルの制作風景です。下の写真の白い服の男性は、一体何を指図しているのでしょうか。。。?日本から送った指示書。海を越えて、破られ、しわしわになりながらも、ちゃんと側に置いて用心しながら織ってくれているんだなあと、嬉しくなります。
上手く行けば、次回はラグやシーツ等のインテリアファブリックも充実してくる予定。あくまで上手く行けばの話ですが。。
まだ手元に届いていないサンプル達。素敵なものが上がって来る事を祈ります。