2016/04/15

Vol.5 Exhibition




色々とドタバタしているうちに、だいぶ遅れてのアップになってしまいました。。。今年初めてのブログは二ヶ月前の代官山での展示会の様子。
Suno & Morrisonの展示会も今回で4回目。とても小さなブランドですが、継続出来ている事に、改めて感謝です。来て頂いた皆様、ありがとうございました。今回は割烹着とウールのラグ、カディのストールが人気でした。ガラ紡やオーガニックカディのエプロン・シーツ等、今までの定番の商品も、少しずつリピートして下さる方も増えて来て、有り難い限りです。


2015/10/18

New Colors for 2015

今年もガラ紡ストールが出来上がりました。今年の新しいカラー、Bolivian Border シリーズ。色とりどりなボリビアテキスタイルをイメージした配色です。各お取り扱い店舗でご覧頂けます。また、こちらのオンラインストアにもアップしております。→Suno & Morrison ONLINE STORE

2015/10/09

Suno & Morrison vol.4 Lookbook




Suno & Morrisonの新しいカタログ、vol.4が出来上がりました。
今までは年に一回、ガラ紡をメインに夏から冬にかけてのシリーズ展開でしたが、今回初めて、来年春・夏に向けてカディのシリーズを中心に展開する事になりました。
私事ですが、育児との両立で日々一杯一杯の為、今回は残念ながら展示会は断念。卸のお客様にはサンプルの貸し出し等で対応させて頂いております。また、個人のお客様でもご希望の方へは先行予約も承ります。カタログご希望の方は、mail@suno-morrison.comまでご連絡下さいませ。ちなみに今回のオーダー期限は10/31までとなっております。
写真はカタログより一部抜粋。個人的におすすめは、ユニセックスのカディOXのシャツです。生地からオリジナルでつくりましたが、とても良い風合いに仕上がりました。

2015/08/01

nice things #9



nice things 9月号、"5 things."のページでSuno & MorrisonのBlanket Stoleを取り上げて頂きました。
偶然にも、同号の”注目のローカルショップ”という特集では、Suno & Morrisonをお取り扱い頂いている、久留米のOEUVREそのご主人が営まれているPersica、岡山のbollard、同じく岡山で友人が営んでいる複合施設、難波邸が取り上げられており、個人的にも嬉しい特集となっております。書店でお見かけの際は、是非お手に取ってみて下さい。

2015/07/31

Khadi Towels



今回新たに展開しているOrganic Khadiシリーズより、今回はバスタオルをご紹介。
用水路などでも管理されず、雨水で自生している天然の綿花が原料となっております。勿論無農薬。
その綿花で出来た糸はとても素朴な風合いです。
今回のこのバスタオルはバスケット織りという技法で織られています。複数の糸を交互に織って行くため、糸と糸の間にすき間ができるので、吸湿性・速乾性にも優れています。天然の綿花の素朴さと、バスケット織りの凸凹が楽しいタオルです。

ブルーの染めはインディゴ染めによるもの。色止めはされているので色移りはしませんが、洗うごとに徐々にインディゴらしい色落ちが楽しめます。
タオルとしては勿論、ストール代わりにも使って頂けます。

2015/07/08

White & Indigo



大好きなインディゴと白のコントラスト。
待望のラグが出来上がりました。インドのラジャスタンで手染め手織りで織られるラグ。藍の色もわざとムラ染めに。
ぎっちりと密に織られたコットンはとても心地よいです。
下の写真は定番のカディの白シャツ。こちらはカルカッタで生産された生地を日本で縫製しています。細番手で繊細だけども、手紡ぎの素朴さも残る本当に良い生地です。
私達がお願いしているインドの方々は、自分達の仕事や技術に誇りを持っていて、こちらがきちんと彼らの仕事に敬意を払うと、素晴らしいものづくりで返してくれます。たまに失敗もあるけれど、それでやんや言うのも今思えばちょっと楽しんでいたり。やっと海を渡ってやってきた荷物を開封する時のドキドキ、そしてその中身が素敵なものだったときの感動は、醍醐味でもあります。

2015/06/28

White Khadi



先日のマドラスシリーズに続き、今回はシンプルな”白"のストールを。個人的にも今シーズン一番気に入っているストールの一つです。
敢えてキナリではなく、晒のすっきりとした白が新鮮。一見無地のようですが、光にかざすと縦糸の粗密によって出来たストライプ柄が浮き出て来ます。そして、セルビッチにのみ下の写真のようなブルーのストライプが入っています。
真っ白は汚れやすいと嫌厭されがちですが、汚れたら部分的に漂白剤も使えますし、コットンカディはジャブジャブ洗って風合いの変化も楽しんで頂きたい生地ですので、汚れたら洗うを繰り返して、是非柔らかな風合いにしていってもらえたらと思います。お取り扱いの各店舗で是非ご覧下さいませ。また、オンラインショップにも入荷しております。
ONLINE STORE

2015/06/07

Khadi Madras




夏にぴったりのカディのストール。今年もいくつかのバリエーションがあり、各お取り扱い店舗で徐々に展開が始まっております。
今回ご紹介するのは、昨年も人気だった、チェックのシリーズ。今年は繊細なマドラスチェックでつくりました。
今年の生地は100番手の細さの糸をリラックスさせ、緩やかに織った生地なので、透け感があり涼しげ。
洗うごとに糊が落ち、ふわふわと赤ちゃんの肌のように柔らかくなるその風合いは、ずっと触れていたい気持ち良さです。
店頭では55cm巾のストールと、バンダナの展開ですが、Suno & Morrison ONLINE STORE別注で、110cm巾の大判もご用意しました。
ONLINE STOREに商品を色々追加致しました。宜しければご覧下さい。→Suno & Morrison ONLINE STORE

2015/05/13

From Amami




現在開催中の新宿伊勢丹のイベント『Retreat House』に合わせ、特別に染めて頂いた藍染と泥染のカディのストールは奄美大島、金井工芸さんから。
金井さんとのご縁はおよそ5年程前。会社を辞めた節目の時期に訪れた奄美大島で、当時大島紬に携わっていた友人の紹介で、染め体験をする為に工房にお邪魔したのでした。その時に染めた糸で自分で作品を作った事がSuno & Morrisonを始めるきっかけになるとは、その時は思いも寄らなかったのですが。。。

それから年月が経ち、2014年のててて見本市に出展した際に、偶然にも金井さんと近くのブースに!それをきっかけに、この度、金井さんに染めをお願いさせて頂く事が出来ました。きっと金井さんにとって、当時私は一観光客に過ぎなかったと思うのですが。。巡り巡って、このタイミングで一緒にお仕事させて頂けるとは、本当にありがたい”縁”です。

藍は琉球藍。泥は奄美大島の伝統の泥染です。金井さんの説明によると、泥染は車輪梅のタンニンを、石灰のアルカリで中和させ、さらに泥の鉄分で反応させる事によって徐々に染まって行くとの事。奄美の泥田は150万年前の古代層の影響で、他の土地より鉄分が多いらしいです。なるほど、だから奄美の泥染は染め重ねる程に深い黒に近づいて行く訳ですね。。大島紡の黒は本当に深くて素晴らしい色です。
ちなみに今回お願いしたストールは30回程染めの工程を繰り返しているそう。藍染は琉球藍なので少し赤みがかった濃藍です。泥染は明るい所では濃茶ですが、場所によってはチャコールにも見えます。
どちらも写真より実物の方が深くて良い色です。機会がありましたら是非実物もご覧下さい。
『Retreat House』



2015/05/03

Visited









約一年ぶりのガラ紡工場訪問。丁度今は展示会受注分の糸の生産中。おじいさん紡績機は相変わらず、ゆっくりと丁寧に糸を紡いでくれていました。何回行っても、ガラ紡機の迫力やその佇まいには毎回圧倒されます。この秋に上がって来るのが楽しみ。

今回は敷地内にある別館に初めて入らせて頂きました。そこには、かつて毛織物メーカーとして栄えていた頃の、膨大な数の生地資料やハンガーが。まるで図書館のようにきちんと整頓されズラッと並んでいる様は圧巻の一言。一宮がかつて毛織物の産地として栄えていた証。衰退してしまったことが残念だと改めて感じさせられます。ずっと眺めていたいぐらい素晴らしいものでした。貴重な資料を見せて頂いて感謝感激の旅でした。