昨日母校である、武蔵野美術大学の助手展に行って来ました。私が在学中は後輩だった方々が、今や助手として活躍されています。時の流れをしみじみと感じました。
作品は上から長橋亮さん、仲佐史恵さん、齋藤大路朗(弟)のもの。
長橋さんの廃材を利用したシリーズは、今回は座面や天板が透明な素材(樹脂?)で、足の断面や、さびのテクスチャーが楽しめるシリーズになっていました。使い古された、有機的な雰囲気の廃材と、つるっとした透明部分の素材の対比が絶妙で、流石といった感じでした。
仲佐さんの作品は平織りの変形組織の絣のタペストリー。白カベに映える、美しいブルーのグラデーションの作品でした。全て天然染料で染めた色だそうです。素朴なテクスチャーの織りと、植物染めの優しいカラーが合わさって、見ていて本当に心が落ち着く、仲佐さんらしい作品でした。
弟の作品は、座面がリバーシブルになるベンチと、漆のサイドテーブル。本人的に、シート部分等はまだまだ詰める余地があるそうですが身内ながら、丁寧で几帳面な印象の家具だったと思います。今日は両親が見に行くそうなので、きっと喜ぶ事でしょう。笑
行ったついでにちょっと構内散策しました。初めて見た新しい図書館!凄かったです。学生のとき図書館なんてほとんど利用しなかったけど、こんなのがあったなら、沢山使いたかった。。それから、懐かしのテキスタイル工房。今卒業制作の真っ只中。相変わらず、みんな土壇場で部屋がとても散らかってました笑。懐かしい。。。感動したのは、売店のおばちゃんがまだ覚えていてくれた事!色々改装されたけど、売店だけは何も変わってなくて嬉しかったです。